●今年の願いごとは何ですか? (平成20年1月1日)
皆さん、明けましてお元氣さまでございます。長福寿寺の今井長秀です。 いよいよ2008年も明けました。新年ってホントにいいですよね。 さて、皆さんは今年をどんな年にしたいと願っていますか? …実は、「お願い事」って大切なんですよ。 もちろん、「俺が、俺が!」という我欲や執着がある願い事は自分にとってもマイナスを生じさせますが、「みんなのために、みんなと共に」という他人をも利益させる願い事は仏さまも大歓迎です。 この「みんなのために、みんなと共に」のお願い事を仏教では【誓願(せいがん)】と呼びます。 皆さまそれぞれの心の中にいる仏さま…仏性といいます…に誓いを樹てるのです。いわゆる目標になるのですね。すると、心の中にいる仏さまも援護して下さり、周りの人々はもちろんのこと、ネズミや犬や猫、草花までもが応援してくださるようになるのです。…面白いもんですね。(このことは昨年、四国遍路して実感させていただきました。) ですから、「家族円満でありますように」という他力本願でお願いするより、「家族円満に精進します」と、誓願・決意の心でお願いすると良いです。 このことは『維摩経』というありがたい教典に説かれてることですので、騙されたと思って実行してみてください。出来れば、紙に記して机の前やお仏壇に貼っておく方が良いそうです。毎日見て、心を新たにするのですね。そうすれば、必ず『願いは叶う!』ものです。
さて、私もいろいろと願い事(目標)を樹てたのですが、その一つに『今年はどんなことがあっても人の悪口を言わない』というのを記しました。人間はとかく「自分だけが正しく、他人は信じない」…と自分の殻に閉じこもり気味ですが、それでは自分自身のパワーを最大限に引き出すことも、仏さまからのご加護をいただくことも出来ないでしょう。仏道修行者の大切な決まり事の一つに《不悪口》…悪口をいうなかれ。というのがあります。2500年前から説かれている真理なのですかね。 今年は何かあっても〈飲み込む〉ように精進します。完璧に実行できる自信はあまりありませんが、とにかく前向きに進んでみたいと思います。 皆さまも「願い事」をして一緒に歩みましょう。
※今年の四国遍路は2月21日より厳修させていただきます。 今年も極寒時期ですね〜。 |